2017年05月31日

「記憶の劇場Ⅱ」活動② 「地域文化の研究による発信・顕彰とメディアリテラシー 」

News, TopNews, 「記憶の劇場III」オープニング講座, 地域文化の研究による発信・顕彰とメディアリテラシー

活動②「地域文化の研究による発信・顕彰とメディアリテラシー」(担当:橋爪節也)

マスコミなどがリードする過度の“おもしろイメージ”で語られがちな大阪ですが、ほかの都市にはない歴史や文化的蓄積があることを再認識すべきではないでしょうか。昨年は「中之島」「道頓堀」の二つの地域を探索しましたが、今年は、水都大阪の象徴である「浪華八百八橋」をテーマに、地域史研究者や地域情報誌の編集者もまじえ、中之島から道頓堀に抜ける「水の回廊」と、港湾地区の橋梁を現地取材することによって、自分たち自身の目でとらえた街の姿や魅力を発信顕彰する小冊子の作成をシュミレーションし、その成果を展覧会に発展させます。

〇1日目「中之島の文化史的意味と情報誌編集」
日時:9月9日(土) 13時~17時
場所:大阪大学中之島センター
・13時〜 「中之島の文化史的意義」橋爪講義、班分けほか、
・ 15時〜中之島見学ツアー(淀屋橋、水晶橋、難波橋、天神橋ほか、ダイビル、朝日新聞・フェスティヴァルホール周辺、近代建築群(日銀、府立中之島図書館、中央公会堂))

〇2日目「水の回廊-運河から観た大阪の橋-」
日時:9月30日(土)14時~18時
・13時〜14時 冊子作成についてレクチャー(講師:中島淳氏)
・14時~16時 中之島から乗船(中之島~東横堀~道頓堀~木津川~中之島)
(*古川武志による説明)
・16時~18時 調査・打ち合わせ
講師:中島淳(140B)、古川武志(大阪市史料調査会)

〇3日目「海へ-大正区界隈の橋-」
日時:10月22日(日)13時~15時
・13時~15時 千代崎から乗船
・15時~17時 打ち合わせ

〇4日目「各班のプレゼンテーションと批評」
日時:未定(11月か12月)
場所:大阪市中央公会堂 会議室
・13時~17時 各班のプレゼンテーション(成果発表)と批評、展覧会企画 意見交換