この講座では、上演芸術とその中に含まれる芸術的社会的価値の継承について、具体的な作品記録の制作と活用の実践を通して学びます。そのため地域の歴史や記憶を扱う芸術家や劇団、劇場と連携し、創作過程のドキュメンテーション、作品の遺物のアーカイヴに取り組んできました。今年はI, IIで制作した維新派『アマハラ』の映像記録、『nostalgia』の上演台本を活用し、昨年末に解散した劇団の記憶を次世代につなぐため、旅する展覧会「3つの『Re』をめぐって。-維新派という地図をゆく-」や高校でのWSを実施します。
活動⑦公式ウェブサイト:https://3redoc2018.wixsite.com/kioku
開催日 | 2018年7月29日(日)、8月4日(土)、8月5日(日) 、9月11日(火)〜9月16日(日)、11月8日(木) |
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場 所 | 大阪大学中之島センター、アートエリアB1、大阪府立福井高校ほか |
講 師 | 落合千華(ケイスリー株式会社・最高執行責任者) 甲野正道(大阪大学知的基盤総合センター・客員教授) 清水翼(株式会社カンカラ社) 立川晋輔 平野舞(元維新派・役者) 亀田恵子(Arts&Theatre→Literacy・「記憶の劇場」I,II受講生) 菱川裕子(「記憶の劇場」I,II受講生) 古後奈緒子(大阪大学文学研究科) ほか |
撮影:菱川裕子