- 主催:大阪大学総合学術博物館
- 共催:大阪大学文学研究科
- 連携機関:
- あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール
- 大阪新美術館建設準備室
- 公益財団法人吹田市文化振興事業団(吹田メイシアター)
- 豊中市都市活力部文化芸術課
- 能勢淨るりシアター
- 兵庫県立尼崎青少年創造劇場(ピッコロシアター)
- 公益財団法人益富地学会館
- 助成:平成30年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」
- 協力:大阪大学21世紀懐徳堂
本プログラムは、大学博物館の特性を生かしながら様々なジャンルの芸術活動に関わり、企画運営しつつアート・マネジメント人材を育てるプログラムです。博物館に収められているいわゆる〈ミュージアム・ピース〉の豊かさを引き出し、〈生きたアート〉として公開していく文化芸術ファシリテーターの育成を目指します。様々な〈ミュージアム・ピース〉を活用したり、また創造や収集したりすることで、地域社会との協奏による芸術実践の試みと基礎研究的な潜在力とを連動させた「リサーチ型ミュージアム」のあり方を探求します。演劇、音楽、美術、アートなどばかりではなく、自然科学の領域までカバーして、多様な文化領域のファシリテートに柔軟に対応できる人材育成のプログラムを用意しています。受講生は、新しい展覧会や、アート・イベント等を創出していって欲しいと思います。そしてそれが広く関西や日本の文化芸術シーンを活性化することにも繋がって行くことを期待しています。本年度はこのプログラムの3年目となり、一応の節目と考えております。
本プログラムでは、1年を次の3つの期間に分けてプログラムを実施します。座学や学外での活動を経て、展覧会開催の実地も行います。
[第1期] 全体的な理念、学知を学ぶ座学中心の学習期間
[第2期]②〜⑦の活動にわかれて参加し、具体的な研修を行う期間/各活動の成果を「記憶の劇場 芸術祭」として様々な会場にて展開する期間
[第3期]研修成果を大学博物館において展示する期間
本プログラムは、展覧会の企画・開催・運営を最終的なゴールに見据え、演劇、音楽、美術、パフォーマンスなどの現代芸術を広くカバーして、多様な芸術ジャンルに対応できる人材育成を行い、単に実務面でのマネージメント能力のある人を育成するのではなく、コンセプトや内容にまで立ち入って企画運営に関与できる人材を育成するのが目的です。大阪大学総合学術博物館が主催し、大阪大学文学研究科との共催により、開講いたします。また本プログラムは平成30年度文化庁「大学における文化芸術推進事業」による助成を受けております。
本プログラムは、近隣の兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター、能勢淨るりシアター、吹田市文化会館 吹田メイシアター、あいおいニッセイ同和損保ザ・フェニックスホール、大阪新美術館建設準備室、公益財団法人益富地学会館、豊中市都市活力部文化芸術課などの芸術諸機関の協力を得て行います。