本活動では、紛争や自然災害等で破壊・喪失してしまった有形無形の文化・芸術・芸能を調査し、またその復興の過程において人びとが新しく、もしくは再び形成したコミュニティや共同体の志向を考察し、その結果を上演や展覧会にて発表します。特に阪神淡路大震災に焦点をあて、被害に遭った大阪から神戸そして淡路の範囲において調査を行い、破壊・喪失してしまった有形無形の文化・芸術・芸能の復興事例を検証します。復興の過程における人々の共生意識の変化に着眼し、受講生と共に、多種多様な人と出会い、調査・考察を深めていきます。
開催日 | 2016年8月6日(土)、8月13日(土)、9月11日(日)、11月27日(日)、12月11日(日)、2017年1月29日(日)、2月25日(土) |
---|---|
場 所 | 大阪大学豊中キャンパス、国立民族学博物館 |
講 師 | 日髙真吾(国立民族学博物館) 伊藤拓也(演出家) 富田大介(追手門学院大学) 古川友紀(散歩家/ダンサー) 山﨑達哉(大阪大学総合学術博物館) 横田洋(大阪大学文学研究科・大阪大学総合学術博物館) 渡辺浩司(大阪大学文学研究科) |
撮影:岡田裕成-2013